『あのころの神戸 川西英・祐三郎展覧会』を、神戸ポートタワー展望1階「Gallery 360」で2024年12月27日(金)~2025年1月31日(金)に開催します。本展覧会は、神戸ポートタワーの展望フロアにご入場いただいた方はどなたでもご観覧いただけます。
ドーナツ状のちいさなギャラリーに、川西英「メリケン波止場」や川西祐三郎「みなと遊歩」など18点を展示。“あの頃の神戸”を、今の神戸と重ねて観られる展覧会です。
作品に描かれたモチーフが、タワーの中から見つけられるかも!
また今回の展覧会に合わせて、フェリシモとのコラボで『神戸百景』初の公式グッズが登場します。
▲『神戸百景』スマホスタンドにもなるアクリルカード 1,320円(税込)
国内であれば、180円切手を貼ってポストに投函して、郵便で送ることができるアクリル製のカードです。パーツを外して組み立てるとスマホスタンドとしても使えます(※特許申請中)。
▲『神戸百景』オリジナルラベルワイン 全3種 各3,850円(税込)
『神戸百景』オリジナルラベルのワインは、神戸にある都市型ワイナリー「f winery」で醸造されたもの。左から、
・川西英『神戸百景』ポートタワー 赤ワイン〈f winery128 豪州産カベルネ・ソーヴィニヨン〉
・川西祐三郎『神戸百景』みなと遊歩 白ワイン〈f winery125 豪州産ソーヴィニヨン・ブラン〉
・川西祐三郎 万国博Expo’70 ロゼワイン〈f winery133 神戸産メルロー〉
の3種類をご用意しました。
これらのグッズはタワー展望2階「Kobe Port Tower Shop by Felissimo」にて、12月27日より販売を開始します。神戸ポートタワーにお立ち寄りの際は、展覧会と合わせてぜひご覧ください。
◆川西 英・かわにし ひで(1894-1965)
神戸市兵庫区生まれ。独学で“自画・自刻・自摺”の創作版画を確立し、郵便局長を務めながら神戸を代表する版画家になりました。異国情緒あふれる港まち神戸に深く影響を受け、神戸が師と語り、多くの風景を作品に残しました。『神戸百景』は、戦前と戦後でそれぞれ100作品の連作として手がけた代表作の一つで、他に『兵庫百景』も手がけています。作品は、当時の兵庫・神戸の魅力を伝える文化遺産として評価されています。
◆川西 祐三郎・かわにし ゆうざぶろう(1923-2014)
父は版画家・川西英。8歳の頃より父を師として木版画制作を始め、日本版画協会や国画会の会員として活躍。昭和41年以降は奈良教育大学の非常勤講師として教鞭も執りました。1985年には神戸市文化賞を、1995年には兵庫県文化賞を受賞しています。父の木版技法を受け継ぎつつ、墨版を巧みに取り入れるなど独自の表現を追求し、父とは対照的に静穏な世界を創り上げました。2014年に90歳で逝去。
《神戸百景》
親子で神戸の風景を表現する作家となった英と祐三郎。神戸にそんな親子版画家が居たこと、魂をこめて刷り上げた作品の数々を、忘れて欲しくないと思うようになりました。家族でもあり先人の川西英・祐三郎の版画で社会のお役に立てるのではないかと一念発起し、「神戸百景」を屋号とし、神戸の魅力を発信・企画しております。街の色と文化の継承、人が持つ表現力と可能性を祈念しこの活動を通し社会貢献して参ります。(『神戸百景』代表 川西 和代)
▶ 神戸百景(外部サイトに遷移します)
Gallery 360
展望エリアを順番に巡ってたどり着く最後のフロアには、神戸の風景とアート作品を同時に楽しめる、ドーナツ型のちいさなギャラリーがあります。 時間帯によって移り変わる景色とともに、表情を変えるアート作品。ここだけの鑑賞体験をお […]